ゴルフ男完結編 【ゴルフの秘伝】・・26

んで、教室を持つまであと２週間っす。なんかフロントまわりに
生徒募集のポスターが貼ってあるけど、これもしかして俺の生徒？

Ｍ　「よっし、今日はおまえたちに物凄い贈り物がある！」
岡　「え？なんすか？新型ドライバーっすか？」
俺　「アーニーエルスのサインっすか？」
Ｍ　「いや、たぶんもっといいものだな」
岡俺「う～ん、なにかなあ・・ＰＧＡの会員証っすか？」
Ｍ　「ばっか、それは試験受けて貰え」
「今日はな、お前たちにゴルフスイングの秘伝を授ける」
岡俺「え？それって2万なんぼのやつっすか？」
Ｍ　「ヴァッカ違う。そんなチンケなもんじゃなく、プロの中でも
ごく一部しか教えてもらえないスイングの秘訣だ」
「これさえ知っておけばたいていの生徒は上手く出来るぞ！」
岡俺「うっへ～、やばい知りたい、マジやばい！」
Ｍ　「おまえら仮にＰＧＡ会員になっても、ここの弟子になんなきゃ
一生わからないかもしれない代物だから心して聞け」
俺岡「う～～～～～っす！まだあ～？☆チン☆チン！」
Ｍ　「まあそうせかすな。こんなもなあ５分で終わる。」
「まずおまえら立ってみろ。で腕を：「＠￥、・￥「＠ｐｊｈてみろ」
「で今度は同じようにｍ、；・：をp;/.nb::/,./@@[\,./.bhoしてみな]
「コツは・。・：時に絶対・」「　を；「しないことだな」
「で最後にんｍ、。；で：「：・。、ｍんｍ」￥＠：・。してみな」
「これがゴルフスイングのエッセンスだ。同じようにしてたらおまえらのスイングは一級品だし、全く違えばこれが正しい感覚だから変えなさい」
岡俺「・・・ぼ～ぜん・・・」
Ｍ　「このエッセンスを理解してたら、形だけのレッスン書を読んでも応用
できるだろ。これで一生食いっぱぐれ無し！」
「それから仕事以外で他言は禁止。レッスンも核心はわからないように
上手くしろ。飯の種だからな」
岡俺「・・・ぼ～ぜん・・・」

うっへ～、けっこうスイングを誤解してたかも・・・
ギリプロも似たようなニュアンスの事を言ったことあるけんど
やっぱ専門のレッスンプロは一味違いますた。ぼ～ぜん・・
で、早速教わった通り打ったら完璧に毎回芯食います。

Ｍプロの秘伝の伝授に衝撃を受けて堪らずギリプロに電話しますた。

俺　「今日さあ、Ｍプロからスイングの秘伝を教わったんだけんど・・」
ギ　「ほう、なにそれ。言ってみそ？」
俺　「かくかくしかじかって感じだよ」
ギ　「・・・・なるほどな～・・・」
俺　「どうなの、ホントなのこれ・・？こんなんでええの？」
ギ　「・・・ああ・・言われてみると・・ホント・・」
「・・うん・・うぎゃ～・・ホントホント！」
俺　「なにそれ、あんたツアープロでしょ？」
ギ　「うぎゃ～、来年シードかな！うちっぱ行く～！ガチャ！」
俺　「はあ～？なにそれ・・はは・・」

なんかギリプロも核心の一歩手前みたいでマジ興奮状態っす。
なんつ～か、ゴルフスイングって簡単なのね・・・。