ゴルフ男【茨城送別ゴルフ】 午後のハーフ・・26

ゴルフ男

11番ロング。打ち上げてから下るホールです。 やや左ドックかな。こないだ日本シリーズ観てたら 似たようなロングあったなあ・・・東京よみうり、だっけ。 全員ドライバーです。 ギリプロ、ナイスショット。フェアウェイ右サイドで300yくらいか。 師匠、ナイスショットでフェアウェイセンターで上った頂上。260y。 俺、ナイスショットでフェアウェイ右サイドで300yくらいね。 ギリプロと俺のティショットは下りに入ってるから見えません。

2打目。 師匠が最初に5wでナイスショット。グリーン手前60yに。 で、俺とギリプロの2打目地点に行ってみた。 ファーストカットの内側2mのフェアウェイに2個並ぶようにありますた。 ここはね、アゲてなければ充分2オン出来るんだよね~♪ で、近づいてみると1個はいいライ、でもう1個はややディボット感じ。 いいライのほうが俺のだといいなあって確認したら、いいライのほうは俺の プロV1の1番だ、やっりい!でもなんか、ギリプロもそれ見て、やっりい!って 言ってるんだよね。へ??2人で顔を見合わせて、もう1個のディボット 感じのボールを確認。ゲっ!これも プロV1の1番 だよ! どっちも新品のプロV1の1番ですた。

俺 「あら・・・」
ギ 「ゲっ・・・・・」
師 「おほっ・・」

ど~すんだろ~、こういう場合は?・・・・まあ大人になろう、って
俺 「俺の方が下手っぴ~だから、悪いライのを打ちます」 って、モメないように言ったら・・・・
師 「そういう訳にはいかねえっぺな、勝負だからな」
俺 「へ?どういう事ですか??」
師 「じゃあおめえ、どっちのがおめえの球か識別できっか?」
俺 「いや、でもちゃんと2個あるし・・・」
師 「識別できっか、と聞いておるんだが、耳あんだろ?」
俺 「2個のうちのどれかが俺のだと識別できます」
師 「ヴォケ、そんなのは識別になっとらん」 「ちゃんとコレは誰のソレは誰のって言えなきゃ識別じゃねえっぺ」 俺 「だって、どっちも同じ種類で番号も一緒ですもん、無理です」 「じゃあど~すればいいんですか?」
師 「そりゃあおめえ、自分の球がどこにあるかわかんなきゃ紛失球だべ」
俺 「ふ・・紛失球って、かの有名なロストボールでつか?」
師 「そ、ハイカラに言えばな、ロ ス ト」
俺 「だ、だって2個ともプロV1、目の前にあるのに~!」
師 「つべこべ言ってねえで早よティに戻って打ち直してこい!」 「小一時間問い詰めコースやってもらいたいっぺか?」
俺 「はは・・それは・・・」

もうその時点でギリプロはとぼとぼドライバー持ってティに向かって歩いて いました。もうギリプロは2個見た瞬間あきらめていたんだろ~な。 俺もドライバー持ってダッシュでティに走りますた。 プロの世界のルールの厳しさを初めて感じた瞬間でした。続く。

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