プ 「2日間お疲れ様。諸君と一緒に回って3人とも充分にプロのインストラクターとしての実技力を持っていることがわかり嬉しく思いました。ただ、アマチュアと接しながら指導していく上においては実技力プラス人間的魅力ないしはホスピタリティが必要になります。そしてこの実技審査を実施する目的はプロとしてのゴルフに耐えうる実力があるかどうかを見極めると同時にそういった二次的な能力があるかどうかも審査の対象になっています。分かり易く言えば、マスターズの招待のような性格も兼ね備えていると理解して下さい。では本年度の合格者を発表します。 岡田君と・・ ゴルフ男君の2名を本スクールの講師として採用いたします。以上、ご苦労様でした」
安 「えっ、俺が1打差でトップだろ?なんで他の二人が合格なんですか? 納得いかねえよ!」
プ 「まあ説明してると長くなるからなんだけど、君はゴルフは上手いけど生徒を相手に仕事をするには性格的に不適当なところがあるということです。それから審査に不服があるようですが、あなたを推薦したプロに私からも同じように不服がありますが今回はそれは不問にすると伝えてください。」
安 「うう・・ちくしょう・・」
岡 「やった~、夢みたい!」
俺 「ほぇ?はげほげはげ~?」
一瞬何が起きたかわかりませんでしたが、合格採用ですて! 俺、法学部だったからなんとなくわかるけど、今回の合格発表って死刑判決における主文後回しって感じね・・・なんにしろ俺の拙い人生が一転した劇的な瞬間でした!
早速ギリプロに合格採用の報告をしますた。
俺「かくかくしかじかで、合格しちゃったよ~!」
ギ「マジで?!へえ~、そりゃあよかったっぺ~!」
俺「そんでさあ、できれば6月から来いつ~ことなんだけんど・・」 「会社辞められるかなあ・・なんか言いづらいっぺ・・」
ギ「会社辞めるのは1ヶ月前に言わなきゃダメだっぺよ」 「早く言わないとどんどん言いづらくなるっぺ」
俺 「わかりますた、なんとか言ってみます・・・」
んで、会社に言う前に顧客になってくれてる先輩たちに今までの顛末を 正直に話しますた。で、これがやっぱみんなスポーツマンなんでこの手の 話に弱いみたいで、先輩方全員の応援をもらって勇気100倍っす。 んで、ゴールデンウィーク明けに・・・
俺「部長、ちょっとお話が・・」
部「ん?接待ゴルフは当分ないぞ」
俺「じゃなくて、かくかくしかじかで・・」
部「ええ~!?まいったなあ~、この忙しいのに・・」「なんとか考え直せないのか?」
俺「ず・・ずびばぜん・・」
で結局、俺の顧客はそのまま取引させるってことで、5月いっぱい 引継ぎして円満退社の運びになったのですた。
んで、引継ぎの担当が決まってから顧客回りとかで大変だったっす。 2週間くらいかかったかな。
で、ひととおり根回し出来てから、夢の有給 生活っす!
有給とかとった事なかったんですが10日くらい辞めるまで取り ますた。
で、その10日間で引越しの準備っす。ゴルフスクールでは既婚者 以外には超格安でワンルームの部屋を貸与してくれます。ちなみにその他 の待遇を書きます。研修期間(1ヶ月)の給料は15万円。翌月からレッスン デヴューで25万円。部屋代と食事3食で2万円。週5日勤務。資格取得 経費や試合遠征経費は全額支給。ボーナスは最初年2ヶ月分くらいです。 今、レッスンの研修中ですが、けっこうレッスンって難しいっす。 いまんとここんなとこです。でもサラリーマンよりおもしろそう!
コメント
ゴルフ男、おめ!
最初のレッスン受けに行くべ。。。
まだレッスン下手糞だべ(笑)