2023HSBC女子世界選手権 最終日

2023

◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 最終日(5日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72)

単独首位で出たコ・ジンヨン(韓国)が4バーディ、1ボギー「69」で回り、通算17アンダーまで伸ばして大会連覇を遂げた。ツアー通算14勝目。スタートの1番をバーディで滑り出すと、ともにパー5の5番、8番でもスコアを伸ばした。後半は11番でボギーをたたいたが13番(パー5)で取り返し、最終18番はパーで締めくくった。2打差2位には世界ランク2位のネリー・コルダ。この日7バーディ、2ボギー「67」をマークした古江彩佳がダニエル・カン、アリセン・コープスと並んで通算14アンダー3位に入った。「66」で回った笹生優花は通算13アンダー6位。6位から出た畑岡奈紗は「72」と伸ばせず、通算9アンダー11位で終えた。渋野日向子は4バーディ、1ボギー1ダブルボギー「71」で回り、通算4アンダー33位だった。16番(パー5)でバーディを奪い、前半を「35」で折り返した。後半は3番でボギーをたたいたが、続く4番(パー3)、5番(パー5)を連続バーディとして取り返した。17番(パー5)ではOBを打ってダブルボギーとしたが、最終18番はバーディで締めた。西郷真央は「75」とスコアを落とし、通算16オーバー65位に沈んだ。

@コ・ジンヨン選手、大会連覇でツアー通算14勝目オメデトン!ついでにSOLAIREもオメデトン!

さすが3年連続賞金女王の実力だね。前半はネリーコルダ、ダニエル・カン、笹生優花らとデッドヒートだったんだけど、バックナインに入って後続が伸び悩んでるのを尻目に頭3つ離して余裕の大会連覇でした。彼女のスイングは一言で言うと「無駄がない」スイングだね。縦に上げて下ろす、回る、それだけの簡単な作業やってるように見えるね。強い選手ってシンプルな要素がスイングの中にたくさんあるんだけどコ・ジンヨン選手もそんな感じで淡々とプレーをすすめていくね。

後続組も頑張ったんだけど後半の伸び悩みが痛かったのはメジャーのセッティングにしてやられた感がありますね。もうこのレベルの戦いはほんの少しの運と心技体の融合でどっちに転んでもおかしくないわけで、今回はコ・ジンヨンがすべてにおいて上手く立ち回ったと思いますね。

次回はツーソンに飛んでドライブオン選手権です。ではまた!

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