ゴルフ男 完結編 【本社生活、鈍る腕前】・・1

      2017/04/10

『ゴルフ男』完結編  

        原作 某プロゴルファー

 

まえがき

大学野球でレギュラーだったゴルフ男は卒業後に就職した文房具会社で営業部に配属される。
営業職の宿命である接待ゴルフのプレッシャーに押し潰されそうになった時に運命の茨城出張を命ぜられ、
様々な出会いを経て、半年間でスクラッチプレーヤーへと驚異の成長を遂げる。

そして自分の進路についてふつふつと湧き上がる希望と苦悩が・・・。

さて、ゴルフ男の運命やいかに!

 

【本社生活、鈍る腕前】・・1

茨城から帰った翌々日から東京本社勤務に戻りました。
一日のパターンは9時出社→得意先回り→帰社、伝票整理→得意先の接待って感じです。
帰宅は11時~12時なので球打ちはとうていできませんでした。
ゴルフは接待絡みが月に1~2回とプライベートが1回だから週1いかないですね。
そんでスコア的には白マークなら70台なんですが、段々必死の70台になってきました。
そのうちちらほら80も出るようになってギリプロに電話しました.

俺「なんか腕にぶってきたよお・・」
ギプ「へっへ、ラウンドしてるっぺか?」
俺「ぶっつけで月2回のみだっぺ」
ギプ「それじゃあ下手になるっぺな、ご愁傷様!」
俺「なんだよ冷いっぺな・・なんか秘策はないの?」
ギプ「ないよそんなの。スイング出来てからも練習しないとだんだん感覚は鈍る」 「もっと上手くなりたかったら練習しなきゃ絶対に無理だっぺな」 「世の中そんなに甘くないっぺ」
俺「だって毎日接待で酔っ払っちゃうから練習できねえよ」
ギプ「まあ仕事があるだけ幸せと思ってゴルフは趣味と考えて仕事に専念するんだな」
俺「はは・・・・・・・・はは・・・・・・・ははははは・・」

ところがひょんな事から事態は急変するのでした!

白マークの接待で球は曲がるわ、寄らず入らずのど素人プレーで80ちょっと叩いた日に堪らずまたギリプロに電話しました。

俺「今日回ったんだけんど、何がなんだかわかんなくなっちゃったよ・・・」
ギプ「ははは、そりゃ自分だけでやってて練習量も少なけりゃウッズだってそうなるっぺ」
俺「へ?マジにウッズでも訳わかんなくなっちゃうの?」
ギプ「まあおめえほどじゃないけんど、段々おかしくなるっぺな」
俺「あんたはじゃあどうしてるの?」
ギプ「オヤジに見てもらったり、楽勝プロとチェックし合ってるから悪くなんねえ」 「おめえはこのままだと坂を転げ落ちるようにダメになるっぺな」
俺「うっへ~、それはいやです!せっかく覚えたのにくやしい!」
ギプ「じゃあとりあえず誰かにスイングチェックして貰えばいいっぺ」
俺「部長でいい?」
ギプ「ばか・・」
俺「部長は教え魔だし、結構教えるの上手いみたいなんだけどな」
ギプ「低次元での話しだっぺそれは。第一トブンダなんか買うやつにロクなプレーヤーはいないっぺ」
俺「あんたモノ覚えいいね~、よほどトブンダ~、インパクトあったのね・・」
ギプ「とにかく教わっていいのはアマでも茨城のオヤジみたいな人だな。あとはやっぱりプロにチェック受けるのがいいっぺな」「おめえいい人いるじゃん、東京の師匠っつ~のが」
俺「あっそ~か、帰ってきて1回挨拶しに行っただけでまだ練習行ってないっつ~か行く暇なかったんだけどそのうち行ってみるべ」「でも東京の師匠に教わってる時には上達しなかったけどなあ」
ギプ「ばか、東京の師匠が構えの下地を作ってくれなきゃおめえ茨城で半年ポスチャーの練習だったっぺよ」
俺「へえ~、ゴルフって奥が深いっぺな!」
ギプ「おう、奥が深いっつ~よりも底なし沼だっぺな」
俺「キャバ嬢陥落させるのとどっちがやっかい?」
ギプ「キャバ嬢・・」

ギリプロの本音が聞けたところで次の休日に東京の師匠のレッスンを 受けに行きますた。
そこで衝撃の事実が発覚です!

 

 - ゴルフ男

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