そんで吉野家2回行って、夕方のラウンドに突入です。
この日はギリプロが絶好調、4番までずっとバーディ、上がり2ホールもバーディで6アンダー強烈!
俺はというとアプローチはいいんですが、ショットが左右にとっちらかります。パーオン1ホール。
結果発表・・ 1位 ギリプロ 30 強烈! 2位 研A 36 3位 研B 39 4位 俺 41
ギ 「おめえさあ、パーオン1ホールっつ~のは情けないな」
俺 「だって球が曲がっちゃうんだからどうにもこうにも・・」
ギ 「バックスイングがねじれちゃってんだっぺおめえは」
俺 「え?習ったとおりやってるんだけどなあ」
ギ 「あれはおまえの癖の矯正用の上げ方だっぺ」 「もうプロ的な上げ方しないとあかんっぺな」
俺 「プロ的な上げ方?」
ギ 「そうプロ的ね」
俺 「わくわく、おせ~てエロい人!」
ギ 「おめえ太郎のパパかい・・」
その1分後大地が引き裂かれるような衝撃が襲ったのですた~!
ギ 「手ぶらで右手のひらでボールに構えてみな」 「そんで手のひらがず~っと胸に対して直角状態をキープして上げてみな」
俺 「うへえ、これだと手のひらがアウトに上がっちゃうよ・・」
ギ 「いいじゃんそれで」
俺 「だって腕が体から離れちゃうじゃん」
ギ 「それがそうならないんだっぺな~」 「構えさえ正しければちゃんとしたトップになるんだっぺ」 「今度はクラブ持ってやってみな」「で、トップで止まって確認してみな」
俺 「あ、ほんとだそれなりの形になってる!」
ギ 「だっぺ?それに前よりふところに余裕が出来たっぺ!」
俺 「なんか前よりもとんでもなく天に向かって上げてる感じだね」
ギ 「それで普通。つべこべ言ってないで打ってみろ」
んで、ドライバーで10球打ちますたがほとんど右に行きます。
ギ 「おめえバカか?なんでそうなるかわかっか?」
俺 「わかりません、わたしバカです」
ギ 「素直ね・・・」
んで、またまた1分後にハルマゲドン級の衝撃が襲ったのですた!
ギ 「おめえはよう、アプローチの打ち方教わったばっかだっぺ?」
俺 「うん・・それが何か?」
ギ 「ばっか、アプローチでさえリスト使うんだからドライバーなんかはもっと使うっぺ」 「おめえの手首はガチガチだからヘッド走らないんだっぺ」
俺 「じゃあなんで去年は真っ直ぐ飛んだんだい?」
ギ 「なんとなく手首が柔らかかったんだっぺ」
俺 「ふ~ん、だけどさあ手って使ったら手打ちなんじゃないの?」
ギ 「おまえはおめでたい奴だな、手で持ってるんだから手で打つしかねえっぺ」
俺 「マジ?手ってこねちゃダメなんだろ?」「プロは手を使うの?」
ギ 「よう、よ~く聞こえるように耳をもっと近づけな!」
そんで耳元で鼓膜破れる寸前の声で教えてくれますた。
ギ 「プロはよお~、インパクト後はこれ以上出来ないくらい 手 首 こ ね く り ま わ し て打ってるぜい!」
俺 「へ?それマジレス?これって大スクープじゃん!」
ギ 「だってようコック入るっつ~ことは2重の振り子じゃん、手をこねくりまわさねえとまっつぐいかねえっぺ」 「まあ自分でこねくりまわしてる訳じゃないけんど、当たった後に自然にそうならなくちゃいけねえっぺ。これは遠心力のなせる技だ」「で、遠心力で遅れてきて衝突したヘッドが急激に飛び出していくんだっぺ」
俺 「じゃあやっぱボディターンかい」
ギ 「回転は遠心力を保つために必要だが、インパクト後にヘッドが走るためのリストの柔らかさも大事なんだっぺ」「ブラブラした物が遠心力でブラブラしないで当たって、当たった直後に猛烈にブラブラが自然に蘇るってことだっぺ」
俺 「あなたは物理学者でつか?」
ギ 「なに言ってんの、ツアーじゃ常識だっぺ!」
俺 「やっぱツアーって異常な集団なのね・・」
ってことで一応ギリプロ理論だけは左脳で理解しました。問題は右脳で実践できるかでつ。 次回は地球の南半球と北半球が逆さまになるくらいの衝撃をお伝えいたしまつ!
ギ 「いいか、ワッグルの強烈なやつで打ってみろ!」
俺 「うっす、こねくりまわすっぺ!」
んで、打ってみた・・・強烈などフック連発。
ギ 「ダメだ、それじゃあ捻じれが解けて当たる前にブラブラしてるっぺ」 「捻じれを保った回転で遠心力を途絶えさせるな!」
俺 「わかった、とにかく捻じれて回るよ」
ギ 「回転でぶつけてもブラブラは忘れるなっぺ!」
俺 「くっそ~、もうやけくそだっぺ!」
って、トップのままリストだけブラブラしてやけくそで回転しようとすると・・ なんか自然に体がスライドしてドンぴしゃりのタイミングでヘッドが振りぬけていきました。 もうね、今までにない強いインパクトの感触で、ひたすら真っ直ぐのボール・・・
俺 「あう・・真っ直ぐ飛んだっぺ・・」
ギ 「はい次!」
俺 「あう・・」
ギ 「次!」
俺 「あう・・」
って1カゴ連打です。んで・・・
ギ 「ん~、まあまあだな・・」 「いいか、ゴルフスイングのツボはな遠心力によるクラブヘッドの動きありきだっぺ!」 「クラブと手は体の回転をじゃましないでついていけばいい」 「だが当たりながらクラブヘッドが走る動きを抑えてもいけねえ」「アマチュアは総じて手で動かしたり、逆にインパクト後に動こうとするものを邪魔しちゃったりしてるっぺ」「手ではやらないが、遠心力でやったことになるっぺ」 「これは一番大事な事だからよく覚えておくんだぞ!」
俺 「はらひれほれ~・・・」
ってことで、はらひれほれ~しか言えないくらいの衝撃のまま練習が終わったのですた!
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